欲望というのは生きる糧になるのかもしれません

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私の若い頃は景気の良い時代で、若い男性も皆、お金を持ってました。
今になって知り合いの、同世代男性に聞きましたが、当時は入社してすぐお給料が毎年2万、3万と昇給してたそうです。彼も毎晩、夜な夜な夜遊びして飲みに行っていたそうですし、総じて皆、そのように消費していました。

しかしながら、皆が気前よくお金を使っていたその頃は世間も鷹揚でいい時代だったかなと思う。やっぱりケチケチしていると人間イライラするのじゃないかな?
そうなると人のやることにいちいち気に障ったり、クレーマー的な精神状態になるのではないかしら?

 

バブルで皆がブランド物を持っていたその頃、若い娘だった私は洋服やバックだ靴だと、欲しいものが一杯で物欲で溢れていました。もちろん貯金をするよりは欲しい物を手に入れる事を優先で。

働いて得た給料から、やっと欲しい品々を手にした時はとても嬉しかった。そして今、欲しい物は まぁまぁ買える身分になりました。
が しかし、そうなったらもう特に欲しい物が無いのです。 それは勤めを辞めたのもあるけれど、今は洋服もバックも普段使いの安物しか必要なし。

 


あの頃あれだけ欲しいものだらけだったのに 物欲は萎えてしまったようです。
常にゴールに向かって サイコロを振り続け進んできたのに 今はゴールに到達し、この先もう進むべきマス目が無くなってしまった というところでしょうか?

もしかして欲望というのは生きる糧になるのかもしれません。

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