ワタシが中古の家を買ったのは2014年の6月でした。
その時はまだ築10年にも満たないし、外観もまぁまぁキレイな状態だったんです。
だけど、それから2,3年も経たないうちにあれよあれよと劣化が始まってきた。
壁を擦ると塗料の色が手に付くし、破風板のペンキもところどころ剥げて、紫外線で塗料の劣化が目立ってきたのですよ。
アスベストが危険と騒がれた弊害でこんな事に…
戸建てだから塗り替えは必須だけど、築10年でもう?
えーちょっと早すぎやしないかな。せめて15年までは持たせたい。
お金がかかるし、慎重になる。
そうこうしてるうちに、今度は屋根の瓦に欠けてる部分を発見。
スレート瓦の屋根材、そんな簡単に割れるものなの?とびっくりした。
瓦が重なってるので雨が漏れることは無いけれど、屋根の瑕疵なんてショックよ。全くなんてこったい。
後でわかったけど、2000年前後の築でスレート屋根の家は、これと同じような事象が多発してるんだと。
この家を建築した頃はアスベスト問題が騒がれた頃で、メーカーはアスベストを含まずにスレート瓦を作った。
でもそれだと強度が足りず、割れやすいと判ったのはこうやって年数が経ってからです。後の祭りよね。
こうなると屋根をリフォームするしかなくて、この上に金属素材を重ねるカバー工法が一般的なんです。
結局持ち主が損をする羽目になるという、まぁツイて無かったということですね。。。
屋根は普通の日本瓦か金属屋根に限ります。
最近はスレート屋根で新築するなんて滅多にないけど、絶対お勧めできませんね。