実は結婚を勧められている

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実は知り合いに結婚を勧められている。
彼女は私より年長で資産持ちの未亡人なのだけど、結局再婚はしなかった人。今は息子夫婦と二世帯住宅に住んでいる。
これから両親も死んだら一人になる私を案じてくれているのだ。

アラフィフになると若い20代の頃のように無防備に突き進むエネルギーは無い。結婚したその先々の事を考えてしまうのは当然で、血縁者がいるかどうかや経済的なことだって重要。

「後妻業の女」という映画もあったが、中高年になって婚活してる知人女性が一人いたのだか、彼女の目当てはお金だった。年金も少なく賃貸暮らしなので不安だったようである。

しかし、いくら何でも相手の男性だって馬鹿じゃ無けりゃ、「この女は金目当てだな」とか判りそうなものではと思うが。相談所などに登録してる男性は少なくとも生活に困ってる人はいないのだろうか?

一人暮らしのメリットというのは気楽さで、自分以外の誰にも気を遣わなくて済むことだ。疲れたら寝る。そんな時に誰かのために食事を作ることなどしなくていい。
デメリットは時々孤独感にさいなまれてしまうことと、病気になった時のこと。

しかしねぇ、いつなるかどうかも判らない病気とかだけで結婚するのはハードルが高過ぎる。愛情を持てる相手だからこその結婚じゃないと、更に孤独感だって増すはずだもの。

そういうわけで、アラフィフの結婚は若い時以上に相手との相性が重要ということがわかる。だが、そうやすやすとそんな相手は居ない。
だいたいが帯に短し、タスキに長しである。

心配して貰えるのは大変ありがたいが、まず「相性の合う相手と会えますように」と願ってくれ。マジで。

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